南九州大学庭園デザイン学研究室の学生さん『ひな山』を制作

南九州大学庭園デザイン学研究室の学生さんに宮崎県綾町で江戸時代から続く伝統文化『ひな山』を制作して頂きました。


3月3日の桃の節句に、女の子の健やかな成長を願ってお座敷に山の風景を再現し、その中にひな人形を飾ります。
今回制作されたひな山のテーマは『桃源郷』です。平和で豊かな理想の地『桃源郷』に咲き誇る桃の花と平戸の海を周囲に描かれ、山の中には古くから伝わる南蛮菓子カスドースと花かすてらを囲んで花見をする人や、オランダ船に乗る外国人、平戸神楽を舞う人などさまざまな動きを見せる人形45体。また、常燈の鼻や捕鯨船も取り入れ、人形の台座は鯨やオランダ船、松浦家の家紋の三ツ星と梶の葉などをデザインされています。

ご来館頂き、かつて西洋の玄関口として栄えた平戸の風景に思いをめぐらせながらひな山をお楽しみ下さい。

南九州大学庭園デザイン学研究室の学生さんありがとうございます。







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