特別企画展『松平家と松浦家ー蓁姫の婚礼調度と松浦家の名宝ー』のご案内
福島県白河市・白河集古苑にて、９月１０日（土）より特別企画展「松平家と松浦家ー蓁姫の婚礼調度と松浦家の名宝ー」を行います。
１８０８（文化５）年に寛政の改革で有名な老中松平定信の娘蓁姫が、松浦家第35代熈（ひろむ）に輿入れの時に持参した雛人形も展示されます。雛人形（芥子雛）と梨子地に金の蒔絵で松竹梅が施された化粧道具や飲食具または文房具など雛道具は大変豪華で精緻なものです。現在では女の子が生まれて雛人形を揃えますが、江戸時代には花嫁道具のひとつに雛人形・雛道具があり、特に大名家などでは実際の花嫁道具と同じくミニチュアの雛道具が持参されたそうです。是非会場にてご覧下さい。
また、１０月２日（日）南湖神社・翠楽苑におきまして鎮信流宗家による献茶式・茶会も行われます。
